愛犬りょう19
朝刊が届いた。
母が2階に上がってきて、りょうが鳴いているという。
時間は3時半。
暖かいから油断していた。
パジャマのまま、下りてみると
なんと、りょうは、また、隣との境界線に挟まっていた。
朝刊を配っていた配達員の人も心配して見ていてくれた。
なかなか引っ張っても、後ろに下がらないので、そのまま首輪を掴んで持ち上げた。
軽いからすぐに上がって、隙間からの救出となった。
りょうは、しばらく母の説教を聞いて小屋に戻った。
なぜか、体はビチャビチャである。