自民のやらせ質問
久しぶりに国会答弁を見た。
今日は久しぶりに休みで、ヒルナンデス、バイキング、ワイド!スクランブル、ひるおび! をチャンネルサーフィンをしながら見ていた。
みんな、日大のアメフトの問題を取り上げ、中には1時間以上も、日大を責めている。
事件が事件なだけ仕方ないが、もう話の筋も分かりきっているし、コメンテーターも、当たり前のことしか言わない。攻めるところがわかるだけ、口々に町のお好み焼き屋さんでも近所の寄り合いでも、スーパーの野菜コーナーでの立ち話でも、出てきそうな、話ばかりである。
この話は、日大の監督が切腹し、コーチが中国ぐらいに流罪となるしか終わらない。みんな日大を責めるけれど、会社も、大学も、みんなこんな調子でやっているんだ。
マスコミも同じだろう。言ってみれば、一億総不正社会なのだ。自民党が推し進めた新自由主義が、格差社会を作り、おまけにアベノミクスで、完全に庶民の復活を断ち切った。それでも3割の日本人が、内閣を支持している。その支持者は、無茶無茶にし続けた迷惑料として税金を3倍払え。
仕方なく国会を見ると、自民の議員が、質問に立ち首相の外遊の成果を問いただしていた。いつもご苦労様と。
なんだ、この茶番は。意味がわからない。信用できないことをし続け、支持率もどん尻なのに、いつまで忖度するのだ。内部改革はできないのか?
加計学園文書が出て、話をそらす必要があった。籠池さんが釈放され、いろいろ暴露されてしまう前に話が終わったようにしておきたかった。しか、考えられない。だから、不正は本物なのである。
やめねえよ、なんでおめえら庶民に言われないけねえのだ。国会は俺様のものなのだ。
昔の自民党は、色々な考え方の人がいて、庶民の考えに通じる人や、改革を丁寧にしようという人もいた。だから、アホな首相が出たら、内部から叩き出し、もう少しだけまともな人が現れた。
もう、そういうことはできない組織なのである。ワイドショーも、日大同様分かりきっている話なので、あまり追求しない。小学生でも友達なら電話するやんってわかる。知らないなんて絶対嘘である。貴族的な生活を送ってきたから、庶民の鋭さがわかっていない。
なんかテレビも面白くなく、子どもが借りてきた、退屈なイギリス映画を見て眠ってしまった。
こんな毎日を送っていたら、こちらがアホになってしまいそうだ。