121位なんだから

このところ、株がアホほど上がって来ている。企業は生産を縮小したり、内部留保に損害が及ばないように、パートの従業員を解雇したりしているのに。

日本政府は、国民に十分な補償をしないで、大企業さえ生き延びればいいと、株を買っている。30000の壁ももう少し。

本来の適正な株価は、いくらよく見積もっても13000である。バブルが弾けるのはもうすぐではあるが、その責は、国民の年金や福祉の予算低下で補われる。

年金を減らし、応分の医療負担をさせる。この国は、自民党が言うように、自助の国なのである。相続税も少ししか相続しない人からも取るようになっているし、昔のような累進課税はない。してやられたのいうのが、この国の政治なのである。何度もいうが、自民党は所詮経営者の政党である。それなのに、庶民派だとか、苦労人だとか、その辺の人のように自民党議員を見ているのだ。哀れな国民である。

惨めさで言えば、女性の地位が世界の121位だということ。女性は何も怒らないけど、今回のモリンピックの会長の話など、121位の日本であれば当たり前の話なのである。いまさら怒ることでもない。自民党は、そんな社会を維持したいのである。女性の働き方改革の委員が全員男であるとか、女性の国会議員は、男性を盛り上げるだけの役割だとか。オリンピックで税金で強化選手となり税金で生活した女性は、国会議員になっても男子のために働くのだ。

アホらしい。