嘘やトリックに騙されない。
自分勝手な恥ずかしい解釈をし、国民から批判されている閣僚がいても罷免せず、自らも不透明な認可に二つも関わっているのに、未だ、支持率は30少しあるという。
だから、辞任はしなくていいと開き直り、幹事長も仕事に邁進をと、いい加減なことを言っている。
本来なら、どちらか一回でもこんなことがあれば、辞職である。
評論家は、野党の不甲斐なさをあげるが、本当は国民の無関心さが、悪巧みを許しているのに他ならない。
日大のニュースには怒るくせに、国民の政治を操る事態には、鈍感である。
アベノミクスに騙され、勝手に右翼教育に法令を変えられ、保育所待機児童の対策も何も進んでいない。おまけに、ほとんどの国民には関係ない雇用者に有利な働き方改悪を、強行採決をした。
今、問題になっている、非正規雇用に対する対策を話し合うならわかるが、非正規雇用者の人権は著しく奪われたままである。
外交が得意とはいうが、御用聞きにあちこち出歩くものの、当たり前の普通の会話をするだけで、特段日本が活躍していることはなく、アメリカの陰にいる財布のようなものなのである。
信なくば立たず。
さて、来週は新潟。決定的に与党が有利な選挙である。与党を支える地盤も強い。争点は、原発の稼働問題であるが、6割の県民が反対しているのに、なんと、与党がリードである。利益誘導の脅しが、土建組合に飛び交い、保守系候補に入れないと貧しくなるという、論法で期日前投票を呼びかけている。いつもの選挙マシーンも付いているので仕方がないが、ほんとそれでいいの?
地方の知事選ではあるが、総裁選挙をひつこく三選目を狙う首相の、勲章になるらしい。
どちらにしても、ボーっと生きていると、とんでもないことになる。次に誰もいないのではなく、次の人が弱虫で、威勢のいい嘘を言わないでも、誠実で公平で、嘘をつかない人なら、みんなで支えていけばいい。
この5年間。ずっと、バカにされてきた国民だから、声を大にして言いたい。