アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

知ってる者のコメント

スポーツをする人と、見てるだけの人では、スポーツ感覚が違う。まして、毎日、勧善懲悪をすすめる正義の味方のようにちんたら人のことばかり批判し、自分の常識をグダグダ言っている、トークショーの司会者は、人の気持ちを逆なでする奴がたまにいる。

まるで、自分はうんこもしない聖人なのだと言わんばかりの、見せかけの潔癖さと、時々見せる、人を見下げたような視線が何とも言えず、阿呆らしい。多くの視聴者が、その本質を見抜いているのに、辞めさせられない。スポンサーは、知っているのだろうか。

そんなこんなで、あの駅伝の地面を這った件である。

 

今日の番組で、ゲストとして出演したマラソンランナーの谷川真理さんは、こんなコメントをしている。

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「駅伝は個人競技ではない。1つのタスキを6人でつないて、結果を出すという競技。タスキの重さは本当に重い」と語り、さらには、

「彼女自身が倒れても、タスキをつなぎたい、もし自分がやめてしまったら、残りの選手は走れなくなる。とにかくはってでもタスキをつなけば、残りの選手が区間賞を取れるかもしれない。その思いで最後まで這ったのは素晴らしいと思う」と称賛した。

優しい。

よくわかりすぎる。

そうだ、自分が終わらせる権限はない。

苦しい練習をして耐え抜いてきた仲間がいる。

 

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青山学院大学の原監督は、別番組で、駅伝の監督として、「私だったら止めるでしょうね」とコメントしたが、その理由として、残り距離がまだ長いことを挙げ、四つ這いは批判しなかった。むしろ、必死にタスキをつないだ飯田選手の心中をしっかりと理解していた。

「多くのチームが寮や合宿所生活で家族。家族が待っているんですよね」と、自分一人ではなく、“家族”が待っているからこそ、四つんばいで、ひざをすりむきながらも進んだ心中を慮っていた。最後に飯田選手には「こんなことを気にすることはありません。会社のみんなが君を応援している。また多くの国民の皆さんが応援しているから気にすることないから次のレースを楽しんで。笑顔のタスキリレーを心待ちにしています」と語った。

優しい心遣いに、泣きそうだ。

司会者の写真は阿呆らしいから貼らない。