町中華① おばちゃんの会話は食欲を高める
今日は昼ごはんは家を脱出して、近くの中華料理店に出かけた。
歩いて3分。
美味しい店として、近所では評判である。
店は一時半なので、昼の忙しさも片付き、おばちゃん3人組の客が残っているだけであった。丸テーブルではなく、四角テーブルでワイワイやっている。
早速いつもの春巻きと、町中華、定番の瓶ビールを注文した。
これは、玉袋筋太郎の口伝通り気道確保して飲まねばならないが、それは、633mlの大瓶のこと。この店は、中瓶なのでややこしい儀式はいらないが、とりあえず、気道確保しながら飲む。
奥の席から、3人組のおばちゃんの会話が聞こえてくる。焼きそばを注文している。それがまだまだいますよという、メッセージに聞こえる。500万円、750万円と、家の事情だろうか、そんなすごい話もしている。
その会話が、なんとなく家での母との会話を思い出させ、なんとも言えない安らぎを感じる。
それぞれの家の事情らしいが、ウフフ(๑・̑◡・̑๑)の極めてややこしい話だ。○○ちゃんと名前を言っているので、多分みんなかなりの関係なのであろう。
安心感も伴って、ビールのお代わりと、焼き豚を頼んだ。
今度はうまく撮影できた。
美味しい。肉の味がしっかり伝わってくる。
女性が2人入ってきた。
初陣らしいが、一品物を注文している。アラカルトだ。お主なかなかやるな。酢豚を取り分けて食べている。
まだまだ、四人組の会話は続き、酎ハイのおかわりも入り、ヒートアップしていく。ご新規さんは酒は飲まないが、隣りの4人組に心を許して、話が弾む。なんと幸せなムードが漂う。
ラストは何にしよう。
ちょうど注文を取りに来てくれた。すかさずワンタン麺を頼む。
今日は好きなものばかりを独り占めしたという感じだ。しかし黙って1人中華を食べているのは、あまりよろしくない。中華料理は、会話の料理だ。
3人組の1人が電話をし始めた。声は低く家族との会話のようだ。あんた何なにしときと、指図をしている。酎ハイの勢い?わたしのビールも空いてしまった。もうなんでもこいだ。これでいい。これが庶民の幸せなのだ。
食べさしのしめのワンタン麺。美味しい。
ビール2本で3620円。
もう幸せです。
それにしても、高級ステーキは、自費なのだろうか?
政府の奢りなのか?
わたしは、私のお金で食べました。