街からゴミ、を無くしたい
昨日は、近くの運動公園で恥をかいてしまったが、8時前に急にピン缶ペットボトル用のゴミ袋がないことに気づき、誰も買いに行かないので、わたしが買いに出ることになった。
でも、もう夜の7時45分。近くのスーパーなら、10時まで開いているので大丈夫だが、手提げのついた30リットルの普通ゴミ用のゴミ袋も欲しかったので、安直なスーパーは避けて、一つ隣の駅の向こうにあるホームセンターまで歩いて行くことにした。自転車では20分である。
急足では、1時間ほどでつくだろうと、軽い気持ちで出発した。
体力作りとダイエットで、一石二鳥である。
そろりそろりと歩き始めた。南にあるJRの駅を目指し、そのあと、国道沿いに東へ向かう。工場がたくさんあるので、コース取りがむづかしい。運河のようになっているところなど、今まで歩いたことがない。でも、知らないところを行くのは、ストレスの解消にはなる。しかし、街灯が少なく暗い。まるで、怪盗20面相が潜んでいるかのような静けさと、たまに通る大型車のディーゼル音の地響きが、交互に現れる。
万が一ここでなんらかの揉め事に遭ったら、もう誰も助けてはくれない。そんな中を、アメリカ沿岸警備隊の軍歌を口ずさみながら、進んでいく。
ふと、歩道を見るや、まいったかと言わんばかりに、かなりたくさんのタバコの吸い殻が落ちている。なぜ捨てられているのかわからないが、工場ならいざ知らず、普通の民家や会社の前も、誰も掃除をしていないようなのである。
中には、お弁当のケースや、ハンバーガーの包み紙、ポテト用入れ物、シェイクのカップ、など、一通り店頭で渡されたままの残骸が捨ててある。家の前は掃除をしないのかと聞いてみたいが、かえってこんな人もいるのだと、アホらしくて、愉快にもなってくる。
ホームセンターについて、早速ゴミ袋2種類と長め60センチのゴミバサミと庭ほうきを買った。手提げの30リットルのゴミ袋に買い物の品物を入れて、引き返した。
掃除をしないまま、ゴミだらけになっている歩道をなんとかしたいと考えた。また昼間に来て掃除をするのもいいが、それでは面倒くさいし、顔がさす。それならゴミを拾いながら帰ろうと決めて、まだ新しいゴミバサミの使い方の練習と言い訳を考え、新しいゴミ袋を用意し、瓶缶ペットボトル用の45リットルのゴミ袋も1枚引っ張り出した。
限りなくあるタバコの吸い殻を拾い続けた。途中、こんなところにもカップルが、イチャイチャしながら通り過ぎていく。何をしてるのだろうこの人はと、囁きながら通っているのだろう、笑い声が聞こえてくる。
歩道よりも、国道側の植え込みに捨ててあるビニル袋は、ひどい。500mlの缶ビールの空き缶が4本も入れてある。他のビニル袋には、食べ残しが。別のビニル袋には、弁当がらが投げ込まれている。外国の缶詰が多く入っている。外国人が、困って捨てたのか?しかし、どうしてわかりやすいところにあるのに、この自治会は何もしないのか?次々疑問が湧いてくる。
途中で雨が降ってきた。1時間半ぐらい、家に到着するまでゴミを拾い続けた。
ゴミは、30リットルの袋2つ分。瓶缶ペットボトルは、27個,まだまだあるが、持ち帰れるだけにしておいた。
ゴミ拾いは楽しい。
はっきり効果が出る。
しかし、ゴミの山を片付けたあと、そのまま綺麗に維持してくれているところと、同じように汚してしまうところがある。
外国人に、ゴミの習慣を教えることや、周知徹底は自治体がきちんとやってほしい。また、タバコの吸い殻は、吸口のフィルターの回収をして、1つ10円で引き取るようにするとよい。その辺に捨てるという人が減るかもしれない。
また、瓶缶ペットボトルも、貸出容器として、返却すれば現金が帰ってくるようにすればよい。まあいいやという額ではなく、やはり、中身込みで缶コーヒーは、缶代として五十円ぐらい返せばよい。そこまでしないとなかなか減らないであろう。
また、車からのゴミ捨ては、きちんと防犯カメラをつけて摘発をするべきだ。
さあ、今からゴミの分別をしないと。