警察の怠慢落し物の着服 - アヒージョ好きのビーバー

富田林で留置している容疑者が逃亡した。

監視ブザーの電池が入っていなかったらしい。

誰がどうしてそうしたのかはわからないが、関係者の懲戒免職を含む処分と、記者会見を要求しなければ、税金を払っている意味はない。

とにかく、今の若い警官は、ダメである。

昔から警官は高卒公務員として、現業の部類に位置づけされて来たが、いまや、宿直手当や、事故処理手当など訳の分からん手当を武器に、収入は教育公務員の上をいく。というか、教育公務員の給料は、区役所で座っている公務員と差異はない。大卒としては、きわめて薄給であるため、新任教員は、もうナンバー高出身者や、国立大出身者は、ほとんどいない。

えーという大学であったり、知らんわという学校であったりする。あの、ヤンキー先生の影響とともに、確実に教員の仕事から高い精神性が欠落し、限りないサービス業に転じたからである。

警官の世界はもっと酷い。以前は、軍隊と同じで、勉強できないから警官になってアイデンティティをかろうじて確かめるという人が多かった。どんな人が、いま警官になるのだろう。

訳の分からない事件があった。

母が、家の前で裸のお札を拾ったと言って来たので、四つ折りにされた10000円を、近くの交番に持って行った。

若い警官であった。

これは、心配だと感じた。

面倒臭そうに拾得物預かり書に記入し始めた。

拾得物は三ヶ月以内に落とし主が名乗り出なければ届け出たもののものになる。当たり前だが、その警官は、何度もお金が見つかった時は、謝礼はいらないかどうかを聞いて来た。また、心配だから見つかったら、連絡するようには頼んだが、相手の情報はいらないと答えた。

見つからなければ、届けた人のものになるのに決まっている。そうでなければ、誰も届けなくなる。そのサイクルの一部である警官がバカなのである。

今日気がついた。拾得物の物件引き取り期間の欄を消しているのである。なんだろう。どんな聞き方をしてるねん。頭が悪い。

仕方なく、その頭の悪いやつばかりいる警察署に電話をした。電話口の警官は幸いバカではなかった。調べてくれて陳謝してくれた。

しかし、帰ってこない。