まさに神だ ボランティア
周防大島で行方不明の男児を発見し保護をした大分県の78歳の尾畠春夫さんは、まさに神だ。
経験に裏打ちされたジャイロコンパスが、作動するのであろう。
本当にあっぱれである。
学歴も何にもない。
今まで生きて来た恩返しをしたい。
何にもいらない。
まさに、ボランティアの、鏡だというより、人間としての鏡である。
しかも、捜索にたくさんのボランティアが、かけつけていたとは凄い。
警察や消防団に比べてテンションは、高いであろう。仕方なくやっているのと、やってやるぜというのと、レベルが違う。
災害時の捜索には、よく規制線が張られて、死亡していた時のための曖昧さをなくすようにしているが、先日の拾得物の権利を剥奪したバカ警官の理解力から類推すると、かなり、ボランティアの方が信用できる。
命令されたことしかしない連中と、自己責任で頑張るボランティアとは違うのである。
阪神淡路大震災が、ボランティア元年であった。78歳の尾畠春夫さんのような人が、居ても立っても居られない気持ちで頑張っているのだ。わたしも、北近畿の水害や、東日本大地震や熊本地震とボランティアで行ったが、だれかしか、知り合いと一緒であった。
一人でやろうとしている人は頑固だけど、わかりやすい。
気になるのは、尾畠さんが発見して祖父のところに連れて行くときに、警官に、法律だから子どもを渡しなさいと言われたことだ。
本当にそんな法律があるのか?
警官の手柄にするつもりではなかったか?
テレビに写ろうとしていたのではないか?
なんか、冷や水のようで、気持ち悪い。
マスコミは、また、尾畠さんのことを取材しまくるだろうが、できるだけそっとしておいて欲しい。