アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

愛犬りょう18

寒い。

本当に寒い。寒の入りからすぐに寒くなった。

 

外飼いをしている、15歳のりょうは、夜中の寒さをしのぐために、小屋の中に湯たんぽを入れてやっている。

 

小屋の中に入れていても、夜中の2時にはすっかり冷たくなってしまうので、もう一度、中の湯を捨てて、沸騰した湯を入れねばならない。少しでも遅れると、なんとも言えない声で、クンクン訴える。『寒くて寝れんじゃろが、湯を入れて頼もんせ』という感じだろうか。

すぐにしてやらないと、あちこち歩き回り、いろんな音を立てる。餌の食器や、水入れをひっくりかえす。

吠えればいいものを、歳だからか、日本犬の奥ゆかしさからなのか、 粛々となにがしかの音を立てていく。一昨日は、4時に寒さで震えていたので、一階の母の応接間に入れて暖めた。昨夜などは、もう、3時には短く、うおー、うおーと、唸っていたので、湯たんぽの湯を入れ替え、さらに、山行用の金属の水筒中に湯を沸かして入れた。そのせいか、朝まで、変な音は立てなかった。

 

この寒さはあすの朝までという。

今夜も、3時までは寝ずの番である。