回鍋肉のすすめ
ぶた肉は、ビタミンが豊富で健康にもいいし、第一美味しい。豚バラ肉など、フライパンでやや低い温度で温めていき、カリカリの直前の食感や香りは最高だ。
ぶた肉は、中華料理の基本中の基本。
あの坦々麺の生みの陳建民さんは、ぶた肉のひき肉を炒めて、その脂が透明になり、香りが引き立つまで待つ。この香りを出せるかどうかが、美味しさの分かれ目であると言っている。
さて、バラ肉と合うのはなんでもだが、特にキャベツとは素晴らしく合うのである。
キャベツはブロッコリーと同じく、体にいい。
アブラナ科の植物は、やがて人類を救うと思う。たくさん食べるには油で炒めるのが一番。
その代表選手が、豚バラ肉とキャベツの回鍋肉だ。コツを掴めば、市販のタレで作る以上のものが出来上がる。
レシピはざっと次のようなものだ。
①キャベツ中2分の1を一口大に、ピーマン2個 を適当な大きさに切り、ごま油で炒める。
②①を皿にあげて、豚バラ肉を炒め、豚の脂が透明になり香りがしたら、白ネギのみじん切りを投入する。
③そこに、甜麺醤を大さじ一杯半と豆板醬小さじ半分〜1を入れ、炒め、なじませる。
④そこに、①で炒めたキャベツなどを入れて、強火で一気に仕上げる。
超簡単だ。
塩は、野菜を炒めるときに使っても良いが、③の時点でなんとかなる。
うちは、甜麺醤も豆板醬も、一kg瓶で買っている。一回あたり20円ずつ。市販のソースと比べると、5分の一で済む。どちらも、麻婆豆腐にも使えて、重宝だ。
一度お試しあれ。