アヒージョ好きのビーバー

世の中の本質を、自分なりに考え、解説します。正義感が強く、偉そうなもの、金持ちには、牙を剥きます。

水回りは悪徳業者ばかり

わたしの家は二世帯住宅である。

両親が1階に、2階と3階がわたしたち家族が住んでいる。父が5年前に他界し、母が一人で一階にいる。6畳二間の和室に、14畳の洋間、そしてミニキッチンがある。ミニとはいえ、二口ぐりるコンロも食洗機もあり、つかいがってがいい。

最近、高齢の母は、物忘れがひどくなり、鍵は無くすし、通帳の管理もできないようになってきた。できなくなってもプライドが許さず、なんでも隠し、偽るようになってきた。認知症かと専門医に診せたが、年相応の物忘れだという。財布が見当たらない時や、鍵を探しているときは家族を攻め、隠したとか、獲ったとか失礼なことを言いつづけていた。テレビや電話の子機や、蛍光灯のリモコンスイッチなど、投げつけては壊してきた。

しかし、買い物に行き、食事も自分で作り、洗濯もする。

だから、役所は、要支援1しか認定してくれていない。出来るだけ軽くしておきたいのであろう。

 

今日は、昼に炊事をしているときに、シンクの水が抜けないと言いにきた、何もしていないのに、流れなくなったという。

そこで、スッポンを使って流れを良くしようと思ったが、家にはそんなものはない。レジ袋を使って空気の塊を送っていった。

野菜くずや、食べ残しなら、それだけで水は無くなっていく。しかし、わずかずつしか水位は下がらない。単なる野菜くずではないことがわかり、母に聞くと、またまた知らないという。知らないといえばなんとかなってきた人なので、今も良く考えないで知らないという。相手が困ろうと、自分には関係ないのである。

何が詰まっているのかわからないし、排水管の構造はわからないので、業者にきてもらうことにした。

評価や口コミを見ると、ぼったくりや、詐欺や、インチキという言葉がたくさん出ていた。

水回りは、時間をかけると誰でも修理できると書いてもいる。千円の品を1万円で計上するという。家を建てた時も同じ思いをした。手運びに50万円が計上されたり、後でこそっと料金が付けたされたりしていた、大手の住宅会社でもこんな方法で、ぼったくりが繰り返されているのであるから、その下請けも同じことをしているのであろう。

でも、修理費は母親に出してもらうことにし、見積もりをしてもらった。初めから臭い見積もりである。初期費用が1500円あまり。シンクのつまりなら、つまりを見るので管を外す解体工事に9000円、そのぐらいだろうという。上から見ると、明らかに何か詰まっているが、担当者は、これが下まで詰まっているという。そんなバカなと思ったが、まあ1万なら騙されてもいいわと思い、外してもらった。すると、すぐにプラスチックの蓋が、スポッと穴の入り口にふさがっている状況であることがわかった。

それならこれで終了である。母が何を詰まらせたかを言えば、呼ばなくても自分でできたのだ。馬鹿らしい話である。

しかし、この男はまだまだ貪欲である。パイプが硬くなっているからまた詰まるだろうという。それはもう20年も使っているから仕方のないことではあるが、それだからパイプを変えるなんて聞いた試しがない。

パイプは12,000円だという。ホームセンターで800円前後の品である。15倍。

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なんじゃこれ。まあ、ぼったくり住宅会社から学んだ手法そのままに展開していく。設置に9000円。えーという感じであるが、この手の人たちにとって、人の不安を煽り、代金を積み上げていくのは当たり前の作業手順である。葬儀屋の見積もりにも近い。

消費者は完全に弱者である。

そして水道業者はぼったくりである。

残念な国日本。

中国の批判や中国の悪口など言えない。

 

全部で3万3000円。

関西●●設備。

 

たいていの水回りは自分で直せますから。

 

支払いを済ませ、母に言うと、あっそうで終わってしまった。呑気なものである。